章: 第2章: 配列とデータ処理
テスト結果が5人分あるとき、変数を5つ作るのは現実的ではありません
$score1 = 80; $score2 = 90; のように変数を並べても、人数が増えた瞬間に破綻します。添字配列を使えば、同じ種類の値を番号付きで管理でき、ループで一括処理できるようになります。
まずコードを動かしてみる
<?php
$scores = [80, 90, 75];
echo $scores[1];
$scores[1] で2番目の要素 90 を取得できます。添字(インデックス)は 0から始まる点に注意しましょう。
配列の基本操作
| 操作 | 書き方 | 結果 |
| 定義 | $arr = [1, 2, 3] |
配列を作成 |
| 取得 | $arr[0] |
1番目の要素 |
| 追加(末尾) | $arr[] = 4 |
末尾に4を追加 |
| 追加(指定位置) | $arr[1] = 99 |
2番目を99に変更 |
| 要素数 | count($arr) |
要素の個数 |
| 表示 | print_r($arr) |
内容を確認 |
悪い例(変数を並べて管理)
<?php
$score1 = 80;
$score2 = 90;
$score3 = 75;
// 3人でこれなら10人になったら?
良い例(配列でまとめて管理)
<?php
$scores = [80, 90, 75];
$total = 0;
foreach ($scores as $score) {
$total += $score;
}
echo '平均: ' . ($total / count($scores));
チェックポイント: 配列の中身がわからなくなったら
print_r($array)かvar_dump($array)で構造を確認しましょう。頭の中だけで追おうとすると混乱しやすいので、積極的に可視化する習慣をつけましょう。
まとめ & 次のステップ
- 添字配列は同じ種類の値を番号付きで管理する基本構造
- 添字は0から始まる(最初の要素は
$arr[0]) $arr[] = 値で末尾に要素を追加できるcount($arr)で要素数を取得できるprint_r()やvar_dump()で中身を可視化する習慣をつける
次回は 連想配列を学びます。番号ではなく「名前(キー)」でデータを管理する、より実務的な配列の使い方です。