第17回: 配列(添字配列) — 複数のデータをひとまとめにする基本構造

章: 第2章: 配列とデータ処理

テスト結果が5人分あるとき、変数を5つ作るのは現実的ではありません

$score1 = 80; $score2 = 90; のように変数を並べても、人数が増えた瞬間に破綻します。添字配列を使えば、同じ種類の値を番号付きで管理でき、ループで一括処理できるようになります。

まずコードを動かしてみる


<?php
$scores = [80, 90, 75];
echo $scores[1];

$scores[1] で2番目の要素 90 を取得できます。添字(インデックス)は 0から始まる点に注意しましょう。

配列の基本操作

操作 書き方 結果
定義 $arr = [1, 2, 3] 配列を作成
取得 $arr[0] 1番目の要素
追加(末尾) $arr[] = 4 末尾に4を追加
追加(指定位置) $arr[1] = 99 2番目を99に変更
要素数 count($arr) 要素の個数
表示 print_r($arr) 内容を確認

悪い例(変数を並べて管理)


<?php
$score1 = 80;
$score2 = 90;
$score3 = 75;
// 3人でこれなら10人になったら?

良い例(配列でまとめて管理)


<?php
$scores = [80, 90, 75];
$total = 0;
foreach ($scores as $score) {
    $total += $score;
}
echo '平均: ' . ($total / count($scores));

チェックポイント: 配列の中身がわからなくなったら print_r($array)var_dump($array) で構造を確認しましょう。頭の中だけで追おうとすると混乱しやすいので、積極的に可視化する習慣をつけましょう。

まとめ & 次のステップ

  • 添字配列は同じ種類の値を番号付きで管理する基本構造
  • 添字は0から始まる(最初の要素は $arr[0]
  • $arr[] = 値 で末尾に要素を追加できる
  • count($arr) で要素数を取得できる
  • print_r()var_dump() で中身を可視化する習慣をつける

次回は 連想配列を学びます。番号ではなく「名前(キー)」でデータを管理する、より実務的な配列の使い方です。

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