章: 第1章: 文法の土台
変数って何?
PHPに限らず、プログラミングで最初に覚えるのが「変数」です。
一言で言うと、値に名前をつける機能です。
たとえば 20 という数字だけ書かれていても、それが何を意味するかわかりません。でも $age = 20 と書けば「これは年齢だ」とすぐわかります。コードは自分だけが読むものじゃないので、こういう名前づけが積み重なると、後から読んだときの理解が全然違ってきます。
まずコードを動かしてみる
<?php
$userName = 'Taro';
$age = 20;
echo $userName . 'は' . $age . '歳です。';
実行すると Taroは20歳です。 と表示されます。
$userName と $age が変数です。PHPでは変数名の頭に必ず $ をつけます。これはPHPのルールなので、最初は「おまじない」くらいの感覚で覚えてしまって大丈夫です。
試しに値を変えてみる
コードを眺めているより、手を動かすほうが早く身につきます。'Taro' を自分の名前に、20 を別の数字に変えて実行してみてください。
変数の値を変えるだけで出力が変わる、というのを体感できれば、変数の役割はほぼ理解できています。
つまずきやすいポイント
変数名でよく起きるのが タイポ(タイプミス) です。
$userName = 'Taro';
echo $username; // 小文字のn → 別の変数として扱われる
PHPの変数名は大文字・小文字を区別するので、$userName と $username は別物です。「ちゃんと書いたのに表示されない」というときは、まず変数名のスペルを確認してみてください。
まとめ
変数は、値に意味のある名前をつけるための機能です。$age = 20 のように書くだけなので文法自体はシンプルですが、どんな名前をつけるかがコードの読みやすさに直結します。
最初から完璧な名前をつけようとしなくて大丈夫です。コードを書きながら「もっとわかりやすい名前があるな」と気づいたら直す、その繰り返しで自然と感覚が身についていきます。